タイトル名
 
メーカー、ブランド名   総プレイ時間  

てのひらを

たいように

 
Clear   35 時間前後  
                                           

シナリオ
  
グラフィック    音楽  
B+(23/30)    C(12/20)    B+(15/20)  

キャラクター
  
総合点数    個人的評価  
A+(26/30)    B+(76)    B+   


総評

このゲームは大きく分けると

てのひらを編とたいように編の

2 つに分かれています。

てのひらを編がメインで

たいように編は別の視点から

てのひらを編を見ると言う認識で

いいと思います。また、それぞれ

主人公とヒロインも違います。

両方での共通した問題として

個別ルートの中身が薄い

(特にてのひらを編)と言う

問題があります。ただ

てのひらを編は軸となる共通

ルートとヒロインの 1 人である

永久のルート に関しては

友情 をテーマにした

素晴らしい出来だと思います。

また、全編を通して

恋愛描写が薄い 点が私は

気になりましたね。そのため

恋愛描写 を求めてこの

ゲームをプレイするのはオススメ

できませんね。このゲームの

魅力はあくまで 友情

テーマにした話なんで。


あらすじとプレイについて

簡単に書くと てのひらを編は

主人公がとある 1 人の転校生と

出会う事でかつての親友たちと

再び友情を育む話です。

たいように編は、もう 1 人の

主人公がとあるきっかけで

里の伝承を調べている内に

とある真実にたどり着く…と

言った感じですかね。


総プレイ時間は、てのひらを編は

30 時間前後で、たいように編は

6 時間前後ぐらいです。ただし

てのひらを編は、個別ルートに

入っても 1 つのルートを除いて

6 割以上が同じ内容が続くので

既読部分をカットしてしまえば

てのひらを編は 20 時間前後

ぐらいで終わると思います。

共通ルートはてのひらを編は

3 時間前後で、たいように編は

2 時間前後ぐらいです。個別

ルートは、てのひらを編は永久

には 2 つ個別ルートがあり

永久、穂、美花の 3 人が

ある程度同じ展開で 2 時間

半前後進み、その後、穂と

美花は約 1 時間ほどそれぞれの

個別ルートに入ります。永久は

穂と美花とほぼ同じ展開で

進むルート(ノーマルルート

とでも言うべきもの)と

それよりも 1 時間半前後長い

ルート(トゥルールートとでも

言うべきもの)の 2 つが

あります。たいように編の

個別ルートはおよそ 1 時間

前後ぐらいですかね。攻略順は

てのひらを編はルートロックが

掛かっていて永久(ノーマル

ルート)→美花→穂→永久

(トゥルールート)ほぼ一択

ですね。(一応、美花と穂の

順番についてのみ変えることは

出来ます)たいように編は

特にルートロックは掛かって

いないです。攻略順は 凛→更紗

の順が良いと思います。その

順番の方がより楽しめると

思いますので。


シナリオ

おおざっぱにまとめると、共通

ルートは、てのひらを編は友情を

取り戻す話で個別ルートでは

友情を守るために行動しながら

里の伝承の真実を知る話です。

たいように編は、共通ルートでは

里の伝承を仲間と調べる話で

個別ルートでは、てのひらを編

とは違う形で里の伝承の真実を

知る話です。


てのひらを編は最初こそ胸糞悪い

展開が続きますが、徐々に

かつての仲間たちが増えていき

主人公、永久、美花、穂の

4 人の 友情をテーマにした

内容で話が進んでいきます。

そして永久のトゥルールートでは

永久との友情を守るために

行動を起こす主人公、美花

穂の 3 人は本当にすごかったと

思います。ただ永久のトゥルー

ルート以外の個別ルートの中身が

薄いのが大きな欠点ですね。

この辺りをカバー出来ていれば

もっと良い評価をしていたと

思います。次にたいように編は

本来なら、てのひらを編で理解

しづらい所や、いくつか残った

謎などをカバー出来ていれば

良かったと思うんですが、それが

中途半端にしか出来ていなかった

所は正直残念ですね。ただ

てのひらを編よりは個別ルートの

中身はあったと思います。

(少なくとも恋愛描写については)

シナリオの評価はトータルで一応

B+ としていますが、もし

永久のトゥルールート以外の

個別ルートや恋愛描写を重視する

場合は シナリオ の評価は

下がりますね。


グラフィック

流石に古さは否めませんね。ただ

ヒロインの 1 人でもある永久

などは、結構可愛いく描けて

いると思います。ただ、全体的に

ヒロインの幼い絵(もっと端的に

言えば、ロリっぽい絵)がかなり

多いですね。ロリコンじゃない

(と思ってる)私はどちらかと

言えば、穂や更紗の一枚絵の方が

可愛いく感じました。私は、穂が

髪を下している一枚絵は好き

ですね。お気に入りの一枚絵の

1 つです。


音楽

オープニングの

てのひらをたいように は歌詞が

このゲームに良く合っていて私は

結構好きです。全体的に穏やかな

落ち着いた雰囲気の曲が多い

ですがだからこそ 襲撃 の曲が

流れたシーンはなんかは緊張感が

曲からも伝わってきて印象に

残っていますね。


キャラクター

全編通して一番好きなヒロインと

言われると、永久と答えますが

それは 仲間や親友 としてで

あって 異性として 好きな

ヒロインと言われると

てのひらを編は誰もいない

ような気がしますね。

たいように編は更紗が一番好き

ですね。彼女の個別ルートの

最後を見ると良い恋人なって

いたと思います。サブ

キャラクターは胸糞悪い

キャラがいましたけど、そんな

キャラクターがいるからこそ

周りの人の暖かさや友情の

良さ がより一層引き立って

いたと思います。そう言う意味

では必要なキャラだったと

言えなくはないですね。主人公に

ついては、てのひらを編と

たいように編共に最初は冷たく

無気力で無関心な少年でしたけど

話が進むにつれて少しずつ

仲間のために熱くなっていく

姿はかっこ良かったです。


Hシーン

回想シーンに永久、美花、穂が

1 回で凛と更紗は 2 回登録

されていますが実質的には

全ヒロイン 1 回と思った方が

いいです。しかしHシーンを

見ると本当に、更紗以外は中○生。

下手したら小○生ぐらいにしか

見えませんね。Hシーンに

関してはかなり薄く、これ以上

特に書く事も無いので以上です。


最後に一言

学生時代の友達って大切だよね。

大人になればそれがよく分かる。




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