共通ルートでは、転入生でヒロインの 1 人である杏音に勧められたゲーム
Wizard Generation (通称 ヴィジェネ)に、主人公とヒロインがどっぷりと
ハマって夢中になっていく所をメインに描いています。個別ルートは、主人公と
ヒロインの恋愛描写とゲームと現実の 2 つの世界でリンクする問題にみんなで
立ち向かう話がメインとなっています。
まず、ゲーム用語が話の中でいくつも出てくるので(例えば バフ とかリザ とか
タゲ など)多少の説明はありますけどその辺りの用語に疎いと話を理解するのに
少々時間がかかると思います。次に、個別ルートについてですが、どのヒロインの
個別ルートも
全ての問題を完全に解決していない ためスッキリせずに話が
終わります(一応、全ての個別ルートクリア後に多少のフォローは入りますけど)
この辺りまで完全にフォロー出来ていれば、もっと良い評価が付けられただけに
残念ですね。後は、そこまで大きな欠点はありませんけど主人公へのヒロインの
好感度が全員最初からかなり高く
ヒロインが、かなりあっさりと主人公の事を
好きになってしまう ために、少々恋愛描写関係の話に緊張感やメリハリが
なかったかなぁと感じましたね。