タイトル名   メーカー、ブランド名    総プレイ時間  
PrismRhythm -プリズムリズム-   Lump of Sugar   20 時間前後  
                                   
 
シナリオ
  
 
グラフィック
  
 
音楽
  
 
キャラクター
  
 
総合点数
  
 
個人的評価
  
C+(20/30)    (16/20)    (16/20)    (24/30)    B+(76)    B+   

総評
このゲームを一言で言えば 癒し ですね。それにあった美しく優しい世界観が
 
作品を通じて伝わって来ます。また音楽、グラフィックの出来も世界観に良く
 
合っていたと思いますし、キャラクターについても素直で可愛いヒロイン達の
 
魅力は良く出ていたと思います。後は、シナリオさえ良ければ名作クラスの
 
評価も見えてくる出来だったんですけどね。まあ、深く考えずにグラフィックと
 
音楽に包まれながら美しく優しい世界観に、癒されるのが正しいこのゲームの
 
楽しみ方だと私は思います。

あらすじとプレイについて
ざっくり言えば 妖精を探すために特別な大樹のある森に入りそこで出会った
 
女性の影響で超難関学院に編入した主人公とその学院でベルティナと呼ばれる
 
舞い手を目指すヒロイン達との恋物語 … といった所ですかね。
 

総プレイ時間は 20 時間前後で共通ルートが 2 時間半前後で個別ルートは
 
2 時間前後ぐらいです。全個別ルートクリア後に EXTRAルート と呼べる物が
 
解放されます。こちらはおよそ 30 分 〜 45 分ぐらいと言った所ですかね。
 
攻略順については リア→カスミ→銀→エルステリア の後、EXTRAルート を
 
一応のオススメとしておきますが、基本的には自由でいいと思います。これが
 
私のクリア順ですがこれで問題が特になかったのでこう書いているだけです。

シナリオ
共通ルートでは、主人公の妖精探しや各ヒロイン達との出会いにベルティナと
 
呼ばれる舞い手に関することを中心に描き、個別ルートでは、ルートに入った
 
ヒロイン達の心情や悩みに舞い手の話を交えながら話が進んでいきます。

 
話に大きな山場らしい所もなく淡々と進みます。うーん何言えばいいですかね?
 
プレイ中に 眠たくなってくる とでも言えばいいんですかね?そんな話です。
 
ただ 癒し と言う事を考えるのならまさに 深く考えずにただ作品の世界観に浸り
 
眠たくなって来たら中断して本当に眠る
と言うのは 癒し と呼べなくは
 
ないのかもしれませんね。シナリオとしては、他に 1 つ欠点があって、それが
 
EXTRAルート と呼べる物なんですよね。まあ、おまけとも言えるこのルートに
 
あまりケチを付けるのも何なんですが、本来ならこのルートで主人公がこの地に
 
やって来た本来の目的である妖精探しや、妖精についてなどを話に盛り込んで
 
欲しかったんですよね。ここがもう少し上手く出来ていれば、また違う評価を
 
していたと思います。各ヒロインの個別ルートが 癒し と言う物を表現して
 
EXTRAルート で妖精などの部分について触れると言う様にシナリオを分けて
 
描けばもっと良いシナリオになったと思うんですけどね。

グラフィック
かなり良いと思います。特に各ヒロイン達の舞いの一枚絵から美しさと優しい
 
世界観の雰囲気が良く伝わって来ます。また、各ヒロイン達の舞いの一枚絵は
 
全体的にヒロインを凛々しいながらも、可愛く描けていると思います。私の
 
お気に入りの一枚絵は、銀が布団をかぶっている一枚絵ですね。私は決して
 
ロリコンじゃない(と思ってる)ですけどこのシーンの銀は可愛かったですね。
 
後は、エルステリアの船の上で向かい合ってお弁当を差し出す一枚絵も彼女の
 
可愛さがよく描けていたと思います。

音楽
純粋に曲が世界観とよく合っていたと思います。 美しきペルティナの舞踊 は
 
まさにその筆頭でしょうね。オープニングの Pure My Voices の高い声からの
 
若干電波っぽい歌も中々、癖になって好きですし、エンディング曲は各ヒロインを
 
それぞれ担当した声優さんが歌っているので豪華ですね。(良い悪いは別として)
 
私のお気に入りは 森と小瀬の調べ ですね。穏やかなメロディーがゲームに良く
 
合っていたと思います。

キャラクター
ヒロインはカスミが一番好きです。他のヒロインでは勝負にもなりませんね。
 
辛うじて銀が勝負出来ると言った所ですね。別にエルステリアやリアに魅力が
 
無いとかそう言う事ではないです。カスミがあまり好きなだけですから。銀も
 
本来なら、守ってあげたくなるような可愛い外見に加えて 付き合い始めて
 
すぐに見せるあの純粋さ
は相当魅力的ですし、十分に好きなヒロインですが
 
相手が悪かった。いやー本当にカスミの可愛さは凄まじかったですね。カスミの
 
魅力は、しっかりしたお姉さんとして主人公を必要以上に甘やかさず、主人公に
 
接しながらも主人公の事を大切に思ってながらも、おてんばであるものの繊細で
 
女の子らしく所々の言動に可愛さが見える、その ギャップ ですね。自分の
 
理想的な年上ヒロインに相当近くて、本当に凄まじく 可愛かった です。本来なら
 
カスミの個別ルート終了時点で、どのヒロインよりも一番好きだと言えたのに
 
EXTRAルート では描写が短かったとは言え更に可愛くなっていたんですからね。
 
そりゃ他のヒロインでは残念ながら勝負になりませんよ。サブキャラクターも
 
どう見ても女の子にしか見えませんが彼女 彼なりに 悩みを持ちながらも
 
ペルティナを目指す生徒のお世話をするステッチや主人公の友人で父親と反発
 
しながらも自分の道を目指して努力している京司など魅力的なキャラクターが
 
揃っています。不満を上げるとすればやっぱりキャロラインの扱いですかね。
 
特に EXTRAルート での彼女の扱いはもう少し考えて欲しかった所ですね。

Hシーン
回想シーンは各ヒロインが 3 回ずつ+αと思ってもらえばいいです。プレイは
 
足コキとかパイズリなどはありますけどそこまで変わったものは、ないですね。
 
私個人としては少々残念だったのは、舞いの衣装でののHシーンがカスミと銀に
 
なかった事ですね。(まあ、その代わりにメイド服やパジャマでのHシーンが
 
ありますけどね)

最後に一言
カスミの人気の無さを知って愕然とした。なぜ人気がないんだ!




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