共通ルートでは、主人公が妹の瑞希や自称神様の古依と騒動を起こしながらも
一緒に暮していくまでを描き、個別ルートでは、恋愛描写がメインのルートと
恋愛描写に加えて全体的な話の核心に迫るルートの 2 つに分かれていますね。
おおざっぱに分けると乃々香と天音の個別ルートが恋愛描写中心で、恋愛描写に
加えて、全体的な話の核心に迫っているのが恵と古依の個別ルートです。瑞希の
個別ルートは、その間と言った感じです。まず、気になったのは共通ルートでの
瑞希と古依と主人公の言動が
ウザい上に精神年齢が低すぎる 発言を連発する
所は、少々イラッとしましたね。もちろんまだ大人じゃないですし、そこまで文句を
言うのはかわいそうな気もしますけどね。まあこの辺りについては、個別ルートに
入るとそこまで気にならなくなるのは救いですが。後は、総評でも書いた
全体的な
盛り上がり方 の問題ですね。私は、完全に恵の個別ルートが全体の盛り上がりの
ピークだったと思います。そもそも、この個別ルートで話の核心について触れた
ために、古依の個別ルートがまるで
消化試合 のような盛り上がりの無さを感じて
しまったんですよね。これならいっその事、古依と恵の順番を逆にした方が、まだ
全体的に盛り上がるような気がしましたね。