ざっくり言えば 神殺しと呼ばれる人物がその名にある様にどうやって
神を殺し、またどのようにして人々にそう呼ばれる様になったのか? と
言う話で、長く続いている戦女神シリーズの原点となる物語となってます。
私は一周目を総プレイ時間 35 時間弱でクリアしましたが、かなりレベルを
(レベルを400にしてから終章に入った)しましたので、普通に進めれば
一周目は 30 時間前後でクリア出来ると思います。ゲームのポイントとして
抑えるべき所を 3 つほど上げておきます。(あくまで個人的に思った事の
中で重要だと思う点を書いている簡単な物なので、効率よく攻略するなら
他の優秀なサイトをどうぞ)
@ 味方キャラクター(特に主人公)の徹底したレベル上げを行う事。
A 各武器や防具に付いていける 属性 を理解した上での適切な攻撃。
B スキルアップや熟練度など 何処の能力 を効率よく上昇させるか?
この 3 つですね。@ についてはある意味 RPG の基本ですね。ただ
場所にはよっては自由なレベル上げが出来ない所もありますので、余裕の
ある時にやっておく方がいいです。ただ、レベルを上げ過ぎてしまうと
戦闘に緊張感が無くなるのでその辺りは各プレイヤーの判断次第ですね。
また主人公のみ経験値の取得だけではレベルアップせずキャラクター能力
メニューから経験値を消費して能力値を上昇させる事で一定値を超えると
レベルアップします。A についてはゲーム内や取扱説明書にもある通りで
属性の相性 によって、このゲームは与えられるダメージが大幅に変わり
ます。それだけでなく中には属性によってはダメージを
吸収し回復する
物もありますので、それを考えた上で武器や防具を選ぶ必要があります。
B についてはスキル(魔法や剣術など)や武器(小型武器や中型武器
など)には、それぞれ熟練度があり、特定のランクに到達していないと
武器やスキルが使えません。熟練度は、武器や各スキルを使う事により
それぞれ熟練度が貯まる形となっています。つまり
自分が上昇させたい
スキルや武器を戦闘で使わないと、いつまでたっても熟練度は増えない と
言う事です。この 3 つ以外にも重要な事はありますがそれはゲームを
プレイしながらの方が、覚えやすいと思いますし、この 3 つを覚えて
おけばとりあえず戦闘で困る事は無いと思います。最後に私の主人公の
強化方針を書いて終わりにします。(あくまで、個人的な物なんで目安
程度に考えて下さい)能力値の上昇は筋力、器用度、魅力、を優先して
上げ余裕があれば、体力、機敏性、を上げる。スキルは「必殺・飛燕」を
武器は中型武器を中心に熟練度を上げる。こんな感じの物理型が割と楽に
ゲームをクリア出来るかなぁと思います。
序章や終章を含めて全 11 章からなる話で、大きく区切ると 4 つに分
けられると思います。第一部は神殺しと呼ばれる者の誕生、第二部は
神殺しが自分を取り戻す戦い。第三部は別の視点から神殺しの行動を
描く話。第四部は因縁の決着 と言った流れです。
第一部は主人公とサティアが出会い、互いに惹かれ合う中少しずつ状況が
変化していき第一部の最後で主人公とサティアの関係は大きく変わります。
またこのシーンは音楽も素晴らしくそれに合わせて画面に次々と現れる
シーンも良い演出でした。本作でも屈指の
名シーン でしたが
戦いに負けた
バージョン も中々良く出来ていたと思います。第二部は神殺しとなった
主人公が自分を取り戻すために戦うのですが、ここにもまたいくつもの
ドラマが待っていて様々な感情が人々を惑わせ狂わせる話になってます。
第一部での話の伏線などを上手く第二部に持って来てプレイヤーの感情を
揺さぶる物語は、中々上手に出来ていると思います。第三部では、物語の
視点が変わり、代々語り継がれる神殺しの伝説を描いていますがこちらは
戦にうごめく様々な種族の思惑と共に国の話を混ぜています。ここでの
神殺しの行動も後の第四部に対して、様々な影響を与えていて、後から
見返すと、良く話が作られていたと考えさせられましたね。第四部では
今までの話の総決算と言う形で主人公が様々な人たちの力を借りて長く
続いた因縁に決着をつける話で、こちらは様々な出来事が 1 つの形と
なり物語が収束へと向かって行く過程においていくつもの出会いと別れが
あり、その 1 つ 1 つが心を揺さぶる様な素晴らしいエピソードであり
名シーンの 1 つだと言えると思います。全編を通して暗めな展開が多い
上に、救いの無い所もあったりしますが、それでも約束を信じ歩き続ける
主人公。長く続く戦女神シリーズの全ての始まりに相応しいシナリオだと
思います。欠点としては
区切りはちゃんとついていますが、続編へと
続く事を前提にシナリオも作られていますので、それをどう考えるかと
シナリオから感じる暗めの雰囲気がある程度、人を選ぶ所があるのは
欠点と言えると思います。
グラフィック
一枚絵の出来は悪くはないですし、枚数もかなり多い(全143枚)ですが
一枚絵の質が若干悪いと思います。まあそこまで悪い訳ではないですが。
一枚絵ではこちらに剣を向ける魔神ハイシェラの一枚絵と、泣きながら
主人公にしがみつくシャマーラの一枚絵は割と気に入っています。
音楽
オープニングの 約束の剣 やエンディングの 足跡 も、いい曲ですし
約束の剣 は、作品クリア後に改めて聞くとその歌詞の意味が、また
違って聞こえるいい曲です。第一部終盤での 聖なる裁きの炎 からの
君と再び出会うため の流れも良かったと思いますが、敗北時に流れる
神聖なる魂の座 も中々いい曲でしたね。後は、巡り来る災い なども
緊張感のある曲で良かったと思います。
キャラクター
登場人物が多いため、全てのキャラクターについて書くと長くなるので
主人公を含め、特に好きなキャラクターを 5 人選び、そのキャラクターに
ついて書きます。まずは第一部のメインキャラのサティアですね。彼女
こそまさしくメインヒロインとでも言うべきキャラクターで。彼女との
出会いから全ての話が始まったと同時に辛く苦しい旅が始めたと言っても
過言ではないです。彼女の魅力は
慈愛の中に見せる寂しさ です。そして
互いに少しずつ惹かれていき、主人公とサティアは愛し合う。まさしく
純愛と呼べる物ですね。そして第一部の最後で見せた彼女の
深すぎる
慈愛 この辺りはグッと来ましたね。次は主人公の姉のカヤについてです。
主人公と長く 2 人で暮していただけに、姉弟の仲はとても良く普段は
口に出さないけど互いにとても大切に思っています。だからこそ第一部
でのあのシーンはとても衝撃を受けましたし、第二部でのあのシーンは
やるせない気持ちになりました。それでも
弟を想う姉の気持ち を知った
時は、やっぱり良い姉だと改めて思いました。続いては、シャマーラに
ついてです。彼女こそ第四部の中での
癒し だと個人的には思います。
今まで戦い続けながら、道を歩み続ける主人公にも休息の日々は必要だと
思います。シャマーラとの出会いから主人公が護衛として引き取られて
からの日々は主人公にとっても、またプレイヤーにとっても心安らぐ時間
だったのではないのでしょうかね。明るくサバサバした性格で主人公を
引っ張り主人公もプレイヤーも自然と笑顔になっていたはずです。そこが
彼女の魅力ですね。そして次はハイシェラですね。彼女はそうですね。
裏ヒロインとでも言うべき存在ですね。様々な種族に恐れられる地の魔神
ではありますが、彼女について多くの謎が語られる辺りから、どんどん
好きになり、終章に入った辺りではこの作品で一番好きなキャラクターに
なっていましたね。彼女の魅力はやっぱり
ギャップ だと私は思います。
残虐な所もありますし、実際にそのような行動を起こす事もありますが
自分の認めた者にはまるで母の如し
包容力と母性 を見せる事もありこの
辺りの
ギャップ はやっぱり魅力的ですね。また、その古風な喋り方も
魅力の 1 つですね。最後に主人公の神殺し、セリカ・シルフィルについて
書いて終わりにします。彼は、様々な困難や運命に巻き込まれ色んな物を
失ったりしながらも、ひたすらに戦い続ける姿を見ているとやっぱり幸せに
なって欲しいと強く思います。また、多少ズレている所はありますけど
心優しく、弱い者を助けたり戦いの中で悪を倒したりと言った正義感に
溢れる所も神殺しなどと呼ばれる様になっても多少はある所も魅力の
1 つですね。
Hシーン
シーン回想全 41 個とかなり多く、凌辱シーンもそれなりに(最低でも
そう呼べる物は 10 個以上)多くあり、プレイについてもフェラから
パイズリに触手など様々で種族も悪魔に天使にナーガにエルフと色々と
ありそっち方面でも楽しめると思いますね。個人的にはヴェルロカや
リーズやナベリウスなどのロリ系が以外と楽しめましたね。
最後に一言
第一部で主人公が負けた方が実は幸せだと思った人ほど続編をプレイして欲しい。
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