5 人のヒロインのレベルの高さに脱帽しました。どのヒロインも素晴らしく
可愛かった です。特に
ギャップ を上手に表現していましたね。咲は
一見、完璧に見える大人のお姉さんが、実は恋愛下手で年下の主人公の
ちょっとした言葉にあたふたしたり、顔が赤くなったりしますし、レイナの
普段は主人公を振り回してからかったり、誘惑したりしているのに、いざ
主人公の方がアプローチをかけると、おとなしくなって照れてしまったり
しますし、可憐の、普段は真面目で夢に向かって必死にあがいて努力して
いますが、実はヒロインの中である意味、一番純粋で、たまに見せる可愛い
言葉や行動が中々の破壊力でしたね。ましろや亜子はギャップと言うよりも
ストレートな
可愛さ が印象に残っていますね。亜子は、今までの想いを
多少の遠慮はあるももの、主人公にぶつけて来ます。これが中々可愛いと
思いますし、ましろの始まりこそ、新手の詐欺かと思うような交際のスタート
でしたけど、恋愛に不慣れながらも、彼女として一生懸命に主人公に喜んで
もらえる様に行動して、主人公に喜んでもらえると嬉しそうに照れるのは
見ていてやっぱり可愛いと思います。この中から一番好きなヒロインを選ぶ
のは中々難しいですね。どうしても選べと言うなら……うーん、咲かレイナか
いや、可憐やましろも良いし、亜子も捨てがたいし……でも…咲…ですかね。
うん。やっぱり私の中では、ここまで好きになれる年上お姉さんヒロインは
貴重ですからね。ここまで、ハイレベルな一番の争いを全ヒロインで悩んだ
のは随分と久しぶりですね。それだけ 5 人のヒロインのレベルが高かったと
言う事ですが。ヒロインだけでキャラクターの評価をつければ確実に
S+ に
近い
S の評価になっていますね。ただ、サブキャラクターの扱い方に少々
不満がありましたね。悪かったわけではないですよ。むしろ及第点以上の
評価は出来ますから。ただ、サブキャラクターのポテンシャルを十分に発揮
出来ていなかった所が不満なんです。一番の問題は主人公の友人の翔です。
と言うか出番が無さ過ぎです。彼こそ主人公に出来た彼女のスペックの高さに
嫉妬したり、何だかんだ言いながら祝福したり、主人公と彼女とのイチャつきに
ツッコミを入れたりとそう言う役割を担えるだけのポテンシャルはあったはずだと
思うんですけどね。まあその役割の一部は朱里やかざみが担っていますので
大きな不満にはなっていないですが。主人公については変態ですし、口も悪い
ですけど、所々で見せる優しさとカッコ良さは好きですね。ヒロインのために
怒ったり、優しくしたり、無茶をしたり、普段はアレでもいざと言う時にキチンと
行動出来る所は良いですね。そしてそれを何でもない事のようにふるまって
ヒロインに指摘されて照れたりするのも魅力の 1 つですね。