タイトル名
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メーカー、ブランド名
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総プレイ時間
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となりに彼女の
いる幸せ 〜Winter
Guest〜
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プレカノ
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3 〜 5 時間
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シナリオ
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グラフィック
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音楽
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B(21/30)
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B(14/20)
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C+(13/20)
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キャラクター
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総合点数
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個人的評価
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B+(23/30)
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B(71)
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B+
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総評
ロープライス作品 と言う事を
考慮 するかしないかで
評価が大きく変わると思います。
フルプライス作品の評価基準
だと総合点数はこれ以下と
考える人もいると思います。逆に
ロープライス作品と言う中で評価
するなら 限られた時間で
ヒロインの魅力を最大限に
引き出した と言う点は高く
評価するべきだと思います。
総合点数はフルプライス基準で
評価していますので、若干
低めですが、ヒロインの魅力を
引き出したと言う点では
フルプライス作品にも決して
劣っていないと思いますので
ロープライス作品での
オススメを聞かれたらこの
ゲームを紹介すると思います。
あらすじとプレイについて
ざっくり書くと、ちょっとばかり
やらかして担任教師から生徒会
での奉仕活動を命じられた
主人公が、たった一人の生徒会
役員にして、生徒会長である
ヒロインと出会いお互いを知り
少しずつ仲良くなっていき恋人
関係になる と言った感じ
ですね。
選択肢無しの一本道で
3 〜 5 時間です。ぶっちゃけ
これ以上はプレイについて
書くことがないです。
シナリオ
共通ルート無しなんで、いきなり
内容について書きます。登場
人物をほぼヒロインと主人公の
2 人に絞った分。客観的な評価や
見方がほとんど存在していない
点をどう評価するかでシナリオの
評価が分かれると思います。
例えば、これがフルプライスの
ゲームならクラスメイトやら他の
ヒロインやらが、主人公やら
ヒロインやらの行動やら言動に
容姿や考え方について客観的な
評価や見方を示してくれたり
します。これが、プラスに
働いたりマイナスに働いたりも
しますが、シナリオに 緩急 を
つけたりするのに有効な場合も
多いです。例えば本作では
ヒロインの志穂は生徒会長
として他の生徒からどう見られて
いるのかと言った視点があると
キャラクターの深みやギャップを
演出するのに有効だと個人的には
思うんですけどね。まあ、そう
言った他の視点や評価を省いて
ヒロインと主人公の 2 人の
関係だけを徹底的に描写すると
いうのも間違ってはいないです。
そのおかげで、ひたすらイチャ
イチャに没頭出来るメリットも
ありますし。
グラフィック
一枚絵自体は少ない(全16枚)
ですけどクオリティーは悪くない
ですね。個人的にはCG鑑賞の
左上から右に 3 つ目の一枚絵の
差分の 2 つ目の少しほっぺを
膨らませた表情の志穂が好き
です。私としては、この一枚絵が
志穂の魅力を一番表現している
一枚絵だと思います。
音楽
主題歌やBGMも含めて全部で
8 つしかないですが、それぞれに
甘いタイトルがついています。
この辺りは作り手のこだわり
だと思いますね。私は
入れすぎたキルシュ が印象に
残っていますね。まあこれは
使われたシーンが印象的だった
事も影響していると思いますが。
キャラクター
ヒロインである志穂については
じっくり書きたいので、先に
主人公について書きます。開始
3 分で結構やべー奴かと思い
ましたが、実際はそこまででは
なくて、努力する方向性を少々
間違えているだけで割とまともな
人物だった事は安心しました。
やるべき時はしっかりと
決めましたし、大きな不満点は
ないですね。さて、後はヒロイン
である志穂についてですね。
そもそも登場人物がほぼこの
2 人だけですのでキャラクターに
ついては、それ以外にほとんど
書くことがないですね。(あえて
言えば主人公の姉のアシスト
ぐらいです)志穂についてですが
年上の甘やかしてくれるお姉さん
というだけでなく、少々面倒な
所や天然な所も含めて全てが
彼女の魅力ですね。その魅力を
限られた時間と尺のなかで
丁寧にしっかりと描写して
いるので自然と彼女を好きに
なっていく主人公の心情を理解
しやすいと思います。良い意味で
最初の出会いからあの発言も
インパクトがありましたね。また
志穂の方からの主人公の接し方の
変化も上手く描写していました。
最初は多少警戒しながらも、少し
ずつ距離が近づいて行き、自分の
気持ちの変化に戸惑う所。そして
恋人関係になってからの変化。
これらの描写の出来が良かった
のも彼女の魅力を上げるのに一役
買っていましたね。ここまで
志穂の魅力について書いて
きましたが、逆に言うと、彼女から
魅力を感じないなら、このゲームは
まず楽しめないですね。まあ
最初から年上お姉さんヒロインが
好みじゃない人はこのゲームを
プレイしてはいないと思います
けど。最後に 1 つ注文をつけると
すれば、もう一人ぐらい登場
人物がいれば、もう少し違った
視点からの主人公や志穂の魅力を
引き出せたかもしれませんね。
シナリオでも多少書きましたけど
客観的な視点はキャラクターの
新たな一面を表現するのに
うってつけですからね。まあ
贅沢な注文ですし、ほぼ 2 人
だけの登場人物に絞ったからこそ
ここまでの描写が出来たとも
言えますけどね。
Hシーン
回想シーンに 3 つ、収録されて
います。スタンダードな物から
フェラにパイズリ。オナニーまで
あり、尺もそこそこあるので
内容としては十分だと思います。
個人的にはせっかくなら
裸エプロンがあっても良かった
様な気がしますが。
最後に一言
新たな考え方を示してくれた
ゲームの 1 つですね。
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