タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
サキガケ⇒ジェネレーション!   Clochette   30 時間前後  
                                   
 
シナリオ
  
 
グラフィック
  
 
音楽
  
 
キャラクター
  
 
総合点数
  
 
個人的評価
  
B(21/30)    A+(17/20)    B(14/20)    B+(23/30)    B+(75)    B+   

総評
レベルの高いグラフィックに派手な演出が印象的ですね。それ以外のシナリオや
 
音楽にキャラクターは、及第点ぐらいの評価ですがシナリオは、若干の矛盾や
 
まとめ切れていない所が多少気になりましたね。ここがもう少し上手く出来て
 
いればもっと自信を持って良作と言える作品なので少々残念ですね。

あらすじとプレイについて
簡単にまとめると ゲームが大好きな主人公が転入生のヒロインに勧められた
 
まだ誰もプレイしたことのないゲームを、クラスメイトや友人に学校の後輩達と
 
一緒にプレイしながらゲームと現実の 2 つの世界で起こる問題に巻き込まれて
 
いく… と言った感じです。
 

総プレイ時間は 30 時間前後ぐらいで共通ルートは 3 時間 〜 4 時間ぐらいで
 
個別ルートも大体同じぐらいなんですが、杏音の個別ルートに関しては若干長め
 
ですね。(およそ30分ぐらい)攻略順は 作品全体の流れとして考えると 私は
 
なつめ→璃々子→友梨亜→桜花→杏音 の順が一番良いと思います。

シナリオ
共通ルートでは、転入生でヒロインの 1 人である杏音に勧められたゲーム
 
Wizard Generation (通称 ヴィジェネ)に、主人公とヒロインがどっぷりと
 
ハマって夢中になっていく所をメインに描いています。個別ルートは、主人公と
 
ヒロインの恋愛描写とゲームと現実の 2 つの世界でリンクする問題にみんなで
 
立ち向かう話がメインとなっています。
 

まず、ゲーム用語が話の中でいくつも出てくるので(例えば バフ とかリザ とか
 
タゲ など)多少の説明はありますけどその辺りの用語に疎いと話を理解するのに
 
少々時間がかかると思います。次に、個別ルートについてですが、どのヒロインの
 
個別ルートも 全ての問題を完全に解決していない ためスッキリせずに話が
 
終わります(一応、全ての個別ルートクリア後に多少のフォローは入りますけど)
 
この辺りまで完全にフォロー出来ていれば、もっと良い評価が付けられただけに
 
残念ですね。後は、そこまで大きな欠点はありませんけど主人公へのヒロインの
 
好感度が全員最初からかなり高く ヒロインが、かなりあっさりと主人公の事を
 
好きになってしまう
ために、少々恋愛描写関係の話に緊張感やメリハリが
 
なかったかなぁと感じましたね。

グラフィック
流石に綺麗ですね。若干、絵が濃く感じられるかもしれませんがクオリティー
 
そのものはかなり高いと思います。演出の 詠唱シーン も結構凝っていました。
 
後、差分の多さの関係で同じ一枚絵でも、表情を変える事でまた違った印象を
 
受けましたね。(差分の多さをどの様に考えるかは人それぞれですが)私の
 
お気に入りの一枚絵は、主人公と一緒にボートに乗っている杏音の一枚絵
 
ですね。ここは、杏音がかなり可愛く描けていたので気に入っています。

音楽
オープニングの MEMORIA  もテンションが上がる曲でそこそこ好きですけど
 
夕焼けにや誓うとき の方が良い場面で流れていた事もあり、こちらの方が
 
私は好きですね。 後は ひとりぼっちの帰り道 の少し寂しい感じが印象に
 
残っていますね。

キャラクター
一番好きなヒロインについては今回は別の意味で悩みましたね。本当は璃々子と
 
答えたいですが、私はあくまで 妹としての璃々子が好き なのであって主人公の
 
恋人としてなら桜花の方が似合うと思います。そもそも璃々子の魅力は、兄に
 
依存しながらも 兄の事をとても大切に思いながらも、それでも兄に甘える所が
 
魅力だと思いますが、璃々子本人の個別ルートでは、その魅力が十分に伝わり
 
きれなかったと私は思います。ヒロインの 1 人である桜花は 軽いと言うか
 
チョロいと言うか
その辺りが多少気にはなりましたがそう言う所も桜花の魅力の
 
1 つであると私は思いますけどね。

Hシーン
回想シーンに璃々子が 6 回。他のヒロインが 5 回登録されています。ですが
 
オナニーやらフェラやらで実質的には、各ヒロイン 4 回ずつと考えてもらって
 
いいです。プレイについては、アナル率が少々高いですね。おっぱいの大きい
 
ヒロインが多いので、それを活かしたパイズリは悪くないと思います。それと
 
ヴィジェネをプレイしている時のコスチュームでのプレイも全キャラ 1 回は
 
あるんでこのコスチュームが好きな人には嬉しいと思います。

最後に一言
現実でもこんな風にみんなで楽しくゲームが出来たら楽しいでしょうね。



このレビューに関することはこちらのweb拍手からどうぞ。




Copyright © 2016 心と幻をこえて All rights reserved.