タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
1/1彼氏彼女 MINI FAN DISC   SMEE   4 時間前後  
                                       
シナリオ    グラフィック   音楽    キャラクター   総合点数    個人的評価  
B(22/30)    B+(15/20)   B+(15/20)   (24/30)   B+(76)    B+  
 
初めに(前書き)

今回は 1/1彼氏彼女 (以降は本編と表記)のファンディスクに
あたるゲーム 1/1彼氏彼女 MINI FAN DISC (以降は本作と
表記)のレビューとなっています。そのため本編の ネタバレ
ある場合がありますのでそれを理解して頂いた上で読んで
いただいたら幸いです。

総評

ミニファンディスクという事もあってボリュームの方は控え目
ですが、パッケージに記載の「本編後のイチャイチャアフター
ストーリー」を丁寧に描写していました。ここは評価出来る所
です。反面、えいみのアフターストーリー以外は本編以上にサブ
キャラクター達の登場回数が少ないので、ヒロインや主人公の
両親達との絡みがほぼなく、そちらを期待されている方達は
ガッカリされるかもしれません。それ以外は目立った不満点は
なく ミニ という部分に納得出来れば大きな文句はない
ファンディスクになっていますね。

あらすじとプレイについて

正直、本編後の各カップル達との「イチャイチャアフター
ストーリー」ぐらいしか書く事がないんですよね。
 
総プレイ時間は 4 時間前後ですかね。本編の各 4 人の
ヒロインの中から 1 人を選択すれば、後は「中で出す」と
「外に出す」以外の選択肢が存在しない一本道のアフター
ストーリーが始まります。どのヒロインも 1 時間前後の
ボリュームなのですがHシーン込みなので、人によっては
これより短くなる場合もありますね。攻略順は好きな順番で
問題ないです。

シナリオ

まず始めに共通ルートがないので、ルート解説は省略します。
4 人のヒロイン達のアフターストーリーに関してはえいみの
アフターが個人的には一番好きですね。元々本編でも大輔と
カナ子といったサブキャラクターやモブキャラクター達の
おかげで、本編で私が評価していた「サブキャラクターの
面白さとサポート」が一番表現出来ていたと思います。また
「それよりもヒロインとのイチャイチャだろ」という人も
いると思いますが、その点だけの評価ならば全ヒロインに
満足出来る描写がされていたと自信をもって言えます。この
部分はある意味で本作のメインと言っても過言ではないので
力を入れて描写していましたね。まあ、そうは言っても ミニ
ファンディスク なので、それ以上の描写は特にないですね。
安定してはいるものの意外性はなく順当な出来。 この表現が
一番しっくり来ますね。

グラフィック

新規の一枚絵がHシーン以外の物が一枚しか無かったので
評価を下げようと思ったんですが一枚絵やセリフで 距離感
表現してくるという新たな試みを取り入れた事に加えて本編を
プレイした事でグラフィックに慣れた事。この 2 点を考慮
して評価は本編と同じにしています。

音楽

流石に追加曲がないので、評価は一段下げています。まあ
ミニファンディスクにそこまで求めるのは酷だという気も
しますが、本編でも評価をどうするか悩んだ部分ですので
ここは悩まずに評価を下げました。曲自体は相変わらずの
クオリティーで、本編でも好きだったエンディング曲の
Hello,SkyHigh も好きなんですが、その曲のBGMアレンジが
今回は印象に残りましたね。

キャラクター

本編ではえいみと多恵子の競り合いに僅差で多恵子が勝利
して一番好きなヒロインだったんですが、本作では互角に
なりましたね。シナリオの印象が強い面もあったんですが
本編同様に多恵子を最後に攻略したので 面倒くさて可愛い
のはお腹一杯気味(この表現で伝わるかな…)になっていて
苦しかったんですよね。また、多恵子は登場ヒロインの中でも
特にその傾向が強いので、余計にそう感じてしまいました。
まあ、これは私のプレイ順の問題もあるので、人によっては
違う感想だとは思いますが。後は…そうですね。えいみ以外の
個別ルートでは、サブキャラクター達がほとんど出ないので
それをどう感じるかで評価が分かれそうですね。個人的には
コレットと主人公の両親とか、多恵子の母親とかは本編でも
それなりに良い場面で登場していたので、これは素直に残念
です。特にえいみのルートでは主人公の母親とえいみの
やり取りがあった方がもっと面白かっただけにもったいない
ですね。

Hシーン

回想シーンに 各ヒロインが 3 回づつ収録されています。
本編でもそうでしたが、本作でも全ヒロインにフ〇ラを
用意している辺り、制作陣の中にフ〇ラ好きの人でもいるの
でしょうかね?あいにくと私はそこまでフ〇ラのシーンは
好きではないのですが、そんな私が聞いてもエロく感じる
ので、これはこれでアリなのではないでしょうか?後は
パイ〇リが全ヒロイン中 1 回しか無かったのは以外でした。
この手のエロゲには割とよく採用されるプレイの一種なの
ですけどね。

最後に一言

変化し続ける SMEE の次回作に期待したいです。


 
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