タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
ハロー・レディ! -New Division-   暁WORKS   5 〜10 時間  
                                       
 
シナリオ
  
 
グラフィック
  
 
音楽
  
 
キャラクター
  
 
総合点数
  
 
個人的評価
  
B+(23/30)    B+(15/20)    B+(15/20)    B+(23/30)    B+(76)    B+   



初めに(前書き)
今回のレビューは ハロー・レディ! のファンディスクにあたる作品になって
 
います。そのため、本編にあたる ハロー・レディ! のネタバレがいくつか
 
あります。それと、私が書いた他のレビューと比べると今回のレビューは
 
ネタバレの要素がやや多めです。その辺りの事を理解された上で、納得
 
された方のみ読んでいただければ幸いです。

総評
もうちょっとボリュームが欲しかった。と言うのが正直な感想ですね。実質
 
本編に美鳥と菱吾の個別ルートを追加しただけですからね。本編で登場した
 
4 人のヒロインのアフターはあっても良かったと思います。更にグラフィックや
 
音楽の使いまわしや新しい物の少なさと言った点での不満もあります。ただ
 
各個別ルートのシナリオの中身の方は両方とも及第点以上でしたし、特に
 
菱吾の個別ルートは私の好みの展開で、菱吾と主人公である成田の魅力を
 
最大限に発揮していたと思います。結論としては、ボリューム不足と言う点と
 
本編のヒロイン達の出番の無さを我慢出来れば、本編が好きだった人には
 
十分勧められる内容にはなっていたと思います。身も蓋も無い事を言えば
 
これを本編に最初から付けていれば、本編はもっと上の評価をしていたと
 
思います。ただ、そうするとシナリオの中身の方の整合性やルートロックの
 
関係で本編に色々と悪影響が出る可能性もありますけど。

あらすじとプレイについて
簡単に書くと 本編では描かれなかった 美鳥と成田があのタイミングで
 
もしも出会っていたら、と言う美鳥の個別ルートと、もしも成田と菱吾の
 
関係がもう一歩進んでいたら?と言う菱吾の個別ルートの 2 つです。
 

総プレイ時間 5 〜 10 時間で、共通ルートなし。美鳥の個別ルートは本編の
 
共通ルートのラストからのスタートだと考えて下さい。菱吾の個別ルートは
 
ある程度、本編のヒロインの個別ルートをなぞる形になっています。どちらも
 
2 時間半前後と言った所です。攻略順については、お好きな方からどうぞ。

シナリオ
美鳥の個別ルートでは、変わっていく美鳥に対して美鳥との約束を守るため
 
最後の最後まで足掻く主人公の成田の活躍を中心に描いています。菱吾の
 
個別ルートでは、菱吾や成田の過去や互いの気持ちを交えながらも主人と
 
従者の関係を丁寧に描写しています。
 

まず、美鳥の個別ルートの内容についてですが、本編で開示された内容と
 
今回起こった出来事を照らし合わせて考えると若干の矛盾がありましたね。
 
致命的な矛盾とまでは言えないですが、この辺りの整合性はもう少し何とか
 
して欲しかったです。後、成田のハローについての件。これ、本編にもって
 
いったら色んな意味でシナリオが崩壊しかねないですよね。個人的には
 
成田の戦闘シーンではハローと己の鍛錬で会得した技術の併用で戦うと
 
いうのが好きなんで、美鳥の個別ルートではハローに重点を置き過ぎて
 
いるのが若干不満ですね。それ以外の内容は、まずまずだと思います。
 
少しずつ成田に惹かれていく美鳥。それを美鳥の視点で描いているので
 
美鳥の感情の変化が理解しやすかったです。主人公の成田の方も最初は
 
ただの約束でしたが、少しずつ美鳥に惹かれていき、自分の目の前で変化
 
する美鳥を最後まで見捨てず、美鳥との約束を守るために自らの命を懸けて
 
行動する成田はカッコ良かったですね。ただ、成田のカッコ良さと言う点では
 
菱吾の個別ルートの方が断然上ですね。本編でも十分にカッコ良く魅力的な
 
成田が、この菱吾の個別ルートでは更にカッコ良く描写されています。私と
 
しては、強大な敵に 1 人で立ち向かう菱吾。その後、少し遅れて駆け付けた
 
成田。そして、菱吾を見て強大な敵に向かって発した言葉が、成田らしい言葉
 
だったと思います。そして、強大な敵に自らの命を懸けて立ち向かい続ける
 
成田。この強大な敵との死闘は、個人的には 本編以上の出来 だと思います。
 
また、この菱吾の個別ルートでは、そんなカッコ良い成田だけでなく、どこの
 
思春期真っ盛りの男の子だよ ! と思ってしまう様なシーンもあったりして
 
新たなる成田の魅力の 1 つを垣間見ました。もちろん、成田だけではなく
 
菱吾の魅力も良く描写されていました。例えば、淡々とした言い方でさらりと
 
毒を吐くのが印象的ですが、こんな彼女がちょっとしたプレゼントでこれまた
 
普通の女の子のように喜ぶシーンなんかは普段の ギャップ との可愛さで
 
魅力的でした。でも私の一番好きなシーンは、銃口を自分の顔に向け成田に
 
自分の覚悟を語るシーンですね。ここに主人公の成田と自分の 関係性
 
敵でさえ認める従者としての覚悟を示したシーンですね。

グラフィック
グラフィックの出来は本編と変わらずですが、一枚絵の枚数が少ないですね。
 
新規の一枚絵に関してはHシーン込みでも 20 枚以下ですからね。仕方ない
 
部分もあるとはいえ、もう少し頑張ってほしかったですね。贅沢な悩みだとは
 
思いますが。新規の一枚絵に関しては、菱吾の銃口を自分の顔に向けている
 
一枚絵ですね。シナリオの所でもかきましたけど、一枚絵と合わさって、この
 
場面の盛り上がりに一役買っていたと思います。

音楽
良い曲が多いですが、多くは本編で使われていた曲なんで、新しさと言う
 
点では印象は薄いですね。新しい物と言う事なら、菱吾の個別ルートで
 
流れた 不撓不屈 が印象に残っていますね。一応、美鳥の個別ルートでも
 
 最後のワルツ と言う新しい BGM がありましたけど、あれは本編で流れた
 
2 つ目のオープニングの Truth and Light のアレンジなんで、新しい物と
 
言う印象は薄いですね。メロディー自体は好きですが。

キャラクター
今回は菱吾の評価がグーンと上がりましたね。逆に美鳥の評価がそこまで
 
大きく上がらなかったのが残念ですね。本編ではサブキャラクターの中で
 
一番好きなキャラクターだったんですけどね。まあ、これは比べる相手が
 
悪かったです。菱吾の個別ルートで見せた従者として、また、1 人の女性と
 
して、成田を大切に思っているシーン。あれを見せられるとやっぱり菱吾の
 
評価が上がるのは仕方ないです。それと同時に、主人公の成田の評価も
 
更に上がりましたね。どちらの個別ルートでも十分カッコ良かったですが
 
菱吾の個別ルートで見せた新たなる一面。やっぱり私はヒロインだけでなく
 
主人公でも ギャップ に弱いみたいですね。本編のヒロイン達に関しては
 
出番がほとんど無かった事もあり特に変化なしです。ああ、後、それ以外の
 
キャラクターだと理事長でもある黒船の評価も地味に上がっています。まあ
 
主に菱吾の個別ルートでの影響ですが。まさしく完全無欠のラスボスとして
 
きっちりと仕事をしてくれたと思います。本編では朔の個別ルート以外だと
 
イマイチでしたし、その朔の個別ルートでもアレに最後をもっていかれました
 
からね。私としては、ある意味一番理想通りの働きをしたと思っています。

Hシーン
回想シーンに美鳥と菱吾が 1 回ずつだけとかなり寂しいです。そのために
 
特別なプレイもなく、書く事もせいぜい菱吾のパイズリが中々良かった。と
 
言う事ぐらいしかないですね。本編のレビューでも書きましたけど、やっぱり
 
主人公にもっと 変態的 なプレイを見せて欲しかったですね。

最後に一言
美鳥も別に小さくはないと思うんですけどね。比べる相手が悪い。




このレビューに関することはこちらのweb拍手からどうぞ。




Copyright © 2016 心と幻をこえて All rights reserved.