タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
ALIA’s CARNIVAL!   NanaWind   20 〜 25 時間  
                                       
 
シナリオ
  
 
グラフィック
  
 
音楽
  
 
キャラクター
  
 
総合点数
  
 
個人的評価
  
C(18/30)    (16/20)    B+(15/20)    (24/30)    B(73)      

前書き
今回のレビューは、ファンディスクや様々なAPPENDパッチに加えて追加
 
ルートも収録された ALIA’s CARNIVAL! Wパッケージ ではなく、あくまで
 
ALIA’s CARNIVAL! の方にアップデートパッチ(Ver2.0)と 5 つのAPPEND
 
パッチ(追加データ)を当てた状態の内容を元に書いています。

総評
恵まれたグラフィックに可愛いヒロインと結構カッコイイ主人公。音楽も及第点
 
以上です。それだけの出来なのにも関わらず、シナリオの 内容 で他の全てを
 
良さ(特にキャラクター)を潰しています。もう少しシナリオが 良い出来 なら
 
良作クラスの評価は出来るゲームだと思うのでその点は本当に残念ですね。
 
シナリオについては後で詳しく書きますが 伏線回収の丁寧さ やシナリオの
 
合理性 を気にする人には 絶対に オススメ出来ないので注意が必要です。
 
個人的には、シナリオの問題を我慢してもいいと思うぐらいにヒロインが
 
可愛かったので総合点数の割には個人的評価は高めですけどね。

あらすじとプレイについて
ざっくりと書くと 桜の有名な名所になった地元の学院に転入するために
 
数年ぶりに戻ってきた主人公。しかし入学早々にトラブルに巻き込まれた結果
 
ヒロインの 1 人にとあるクラブに誘われる事になる。新しい学院生活の中で
 
主人公は何を得る事になるのだろうか? と言う感じですかね。
 

総プレイ時間は 20 〜 25 時間です。共通ルートの方が一本道になっていて
 
まず 椎名→弓→かりん の順番で個別ルートへの選択肢が出現して 3 人の
 
個別ルートに入らなかった場合は、月詠と明日葉の個別ルートに入る選択肢が
 
出現します。共通ルートは、最初の個別ルートに入る選択肢の出現する所までが
 
3 時間前後ぐらいです。それから約 20 分程で最後に個別ルートに入る選択肢が
 
出現します。個別ルートは 1 時間半前後ですが明日葉の個別ルートは、若干
 
長めです。攻略順については 椎名→弓→かりん→月詠→明日葉 と選択肢が
 
出た順番に進めるのが基本です。まあ 椎名→弓→かりん の 3 人に関しては
 
多少順番を入れ替えてもいいですが 月詠→明日葉 の順番は変えない方が
 
いいです。特に明日葉の個別ルートは最後にした方が、まだ良い終わり方が
 
出来ると思います。

シナリオ
共通ルートは 桜に力。学院生活にクラブ活動などを中心に話が進んでいき
 
個別ルートでは ヒロインの葛藤や力の意味。そして、ヒロイン達が目指す
 
ALIAについてなどを中心に話が進みます。ただ、ヒロインによっては
 
それらの描写の度合いが全然違ったりもしていますが。
 

伏線回収の丁寧さ とシナリオの 合理性。 これが 酷かった ですね。まあ
 
最悪 伏線回収の丁寧さ が多少雑でも話の大筋が理解出来れば、まだ
 
我慢出来ます。ですが明日葉の個別ルートは大筋の話さえも理解しにくい
 
程に 説明不足 な上 伏線回収 も、とてもでしたからね。ここまで酷いと
 
キャラクターの愛着にさえも影響を及ぼしかねないレベルになっていると
 
思います。個人的には不相応に、シナリオの内容を広げすぎた事で上手く
 
まとめきれなかった印象を持ちましたね。その点では、椎名やかりんの
 
個別ルートは色々と矛盾はありますけど、まだ上手くまとめられた方だと
 
思います。少なくともこのゲームの中では。月詠の個別ルートは、最後の
 
場面のたたみ方に不満はありますが他はまずまずの出来です。問題は
 
弓の個別ルートです。問題を一言で言えば 伏線回収 です。この伏線が
 
結構重要そうなのに、自身の個別ルートどころか、なんと他のヒロインの
 
個別ルートでさえも最後まで回収しなかったのは流石にどうかと思います。
 
てか、弓の個別ルート以外ではこれ存在自体無かった事になっている様に
 
私は感じましたね。そんな事をするぐらいなら最初からこんな伏線を用意
 
するなと私は言いたいですね。恋愛関係の描写については、互いを好きに
 
なったり、告白したりするシーンの描写はやや雑ですけど恋人関係になって
 
からの描写は、悪くはないと思います。総括として、伏線回収やシナリオの
 
合理性と言った点についての不満を評価に反映した分、点数が低くなって
 
いますがその辺りが我慢できるなら、もう少し良い評価は出来る内容に
 
なっています。シナリオは。

グラフィック
若干、立ち絵のグラフィックの出来の完成度に引っかかりを覚えましたが
 
それ以外は良い出来でしたし、一枚絵や演出もレベルもかなり高いです。
 
明日葉や月詠などは、演出も凝っていて良かったと思います。だからこそ
 
細部まで立ち絵にも丁寧さがあれば、間違いなく A+ の評価を付ける事が
 
出来たんですけどね。一枚絵では、ぬいぐるみを嬉しそうに抱きしめている
 
明日葉の一枚絵は好きですね。明日葉の普段とのギャップで、更に可愛く
 
見えるこのシーンの良さを一枚絵で上手く表現出来ていると思います。

音楽
それぞれの場面に応じた曲を多く用意しているだけでなく、クオリティーも
 
悪くないと思います。ただ、いかんせんシナリオが盛り上がらないので
 
どうしても曲の印象が薄くなってしまいがちですね。曲を単体で聴けば
 
 青き目覚め、春の絆 は中々良い曲なんですけどね。それ以外の曲だと
 
 スプレッド バトル や 息づく朝 は結構好きですね。前者は場面の
 
盛り上がりに一役買い、後者は、穏やかな一日の始まりにぴったりです。

キャラクター
何と言われようと好きなヒロインはぶっちぎりで明日葉です。久しぶりに
 
パソコンの前で「可愛い」と声がでましたね (傍から見れば滑稽でしょうね)
 
だって、普段のみんなを引っ張って行くカッコイイ姿からは想像出来ない程
 
恋人関係になってからはベッタリと甘えてくるんですもん。しかも、あんな
 
声で。改めて私は ギャップ に弱いと痛感させられましたね。これでもう少し
 
シナリオが良かったら話にのめりこんで、もっと感情移入していたでしょうね。
 
明日葉以外の各ヒロインもみんな魅力的で、それぞれ分かりやすい属性を
 
持っています。天然優等生幼なじみに世話焼き同級生と真面目でクールな
 
クラスメイトに控えめで兄想いの妹。まあ、良く言えば王道。悪く言えば
 
ありきたり。ただ各ヒロイン達はキチンとそれぞれの属性と魅力を活かして
 
いたので私は不満はほとんどないです。まあ、弓は若干印象は悪いですが
 
それはシナリオの問題なんで、ここであまり悪く言うのはやめます。次に
 
サブキャラについてですが、設定や背景を上手く描写できなかった人物が
 
何人もいましたね。本来、彼らについてもっと描写出来ていれば明日葉や
 
月詠の個別ルートはもっと盛り上がり彼女達を更に好きになっていたと
 
思います。最後に主人公についてですが、行動力や適応力が高い秀才と
 
言った感じですね。決める所はキチンと決めますしカッコイイ主人公だと
 
言えます。ただちょっとクール過ぎる様な気もしますけどね。

Hシーン
回想シーンに各ヒロイン全 5 回ずつ収録されています。ただ、本編では
 
各ヒロイン全 4 回ずつで、後の 1 回はAPPENDパッチを当てる事によって
 
見られる様になっています。基本的にはAPPENDパッチの方の分は本編と
 
あまり関係のない If の内容がほとんどです。プレイについては、やっぱり
 
登場ヒロインの胸が大きい事もあって、それを活かしたパイズリは中々
 
良かったと思います。それ以外にもチャイナ服やメイド服のコスプレや
 
赤ちゃんプレイに足コキにアナルなど色々と頑張っていたと思います。

最後に一言
物理とか科学とかの問題点は最初から無視の方向で。




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